人生は趣味と旅行と子育てと仕事と…忙しすぎる

日々感じたことや趣味のことをつらつらと。自分の考えの整理と少しでも他の方の参考になればいいなと。

春の訪れとともに、ツーリングの季節がやってきました。今回は秩父方面へのツーリングを計画しました。自然豊かな景色や地元の魅力を堪能するため、ルートには秩父ならではの名所を取り入れました。今回の旅のハイライトをご紹介します。

 

1. 道の駅 果樹公園あしがくぼ

まず最初に訪れたのは、「道の駅 果樹公園あしがくぼ」です。ここでは地元の新鮮な果物や特産品を楽しむことができます。お土産を買い求めつつ、地元の人々との交流も楽しむことができました。

道の駅 果樹公園あしがくぼ

急に暑くなってきたので、ソフトクリームもいただきました。

濃厚でとても美味しく、桜を眺めながら楽しみました。

あしがくぼ ソフトクリーム

 

2. 浦山ダム

次に向かったのは、浦山ダムです。ダムの迫力ある景色は圧巻でした。湖畔でのピクニックやウォータースポーツも楽しめるスポットです。自然の中でリフレッシュするには最適な場所でした。時間の都合で行けませんでしたが、ダムの中にエレベータもあるので、これを使ってダムの中を楽しむのもいいですね。

もちろん、ダムカードももらえます。(堤頂側の浦山ダム資料館で配布しています。)

浦山ダム下流から

浦山ダムの堤頂から

 

3. 道の駅あらかわ

昼食をとるために立ち寄ったのは、「道の駅あらかわ」です。地元の新鮮な食材を使った食事やお土産が豊富にそろっていました。眼の前にある「あづまや園」さんでいただいた蕎麦はしっかりと蕎麦の風味が生きていて、とても美味しくいただきました。

道の駅 あらかわ

あづまや園さんの天もりそば(大盛り)

 

4. 定峰峠

最後に訪れたのは、定峰峠です。ここからの景色は息をのむほど美しく、絶景ポイントとして知られています。ツーリングの疲れを吹き飛ばすような爽快な風と景色を堪能しました。

定峰峠

近くの公衆トイレ

 

終わりに

秩父の自然や地元の魅力を満喫した素晴らしいツーリングの旅でした。少し遅めの桜の開花のタイミングあったこともあり、自然と一体となる贅沢な時間を過ごすことができました。関東のツーリングスポットをもっと楽しみたいと思います。

 

東京駅のなかを快適になるべく最短で移動してみる(東海道新幹線~中央線)

東京駅といえば、みなさん何を思い浮かべるでしょうか?

言わずとしれた日本の中心駅であり、日々たくさんの人々が利用していることは説明するまでもないでしょう。

東京に用事があれば、かなり高確率で利用するであろう東京駅について、少しでも快適に利用するためのコツをお伝えしたいと思います。

 

東京駅はいつでも大混雑

東京駅――日本の首都を象徴する場所。その名は、日本中から人々が集まり、移動する場所として、いつも混雑していることで知られています。これは単なる通過地点ではなく、日本の文化やライフスタイルの一部としての東京の心臓部でもあります。

朝、昼、夜、いつでも、東京駅は人々で溢れかえっています。朝のラッシュアワーには、急ぎ足で仕事や学校に向かうサラリーマンや学生たちが行き交います。駅構内では、時間を競うようにして、改札口やホームに向かう人々の群れが動きます。この混雑は、都会の生活の一部として受け入れられ、時にはその活気にさえ慣れることができます。

東京駅の混雑は、日本の鉄道網の中心地としての役割も担っています。新幹線や在来線、地下鉄など、さまざまな路線が交わる場所であり、それぞれの列車が時間通りに運行されるように、人々が慌ただしく移動します。

これは裏を返すと様々路線が交差していることでもあり、日本の中でも屈指の利便性を誇っているわけです。この利便性の恩恵を最大限に享受するためには、東京駅構内の造りを理解しておく必要があります。

基本形を把握する

先にも述べましたが、東京駅には様々な路線が乗り入れており、そのすべてを把握することはなかなか大変です。

そこで、ここでは地上部分に焦点を当てて基本形を理解してみたいと思います。

東京駅の地上部分はJRの新幹線と在来線のみ

東京駅には様々な路線が乗り入れていますが、地上部分についてはJRのみとシンプルです。

他の東京のターミナル駅、例えば新宿駅などは多数の私鉄も地上部分に乗り入れていますが、東京駅はJRのみとなるため、そういう意味ではシンプルです。

まずは、東京駅の地上部分には新幹線とJR在来線しかないと覚えておきましょう

東京駅の地上ホームはすべて平行に並んでいる

東京駅構内図

引用元:https://www.jr-odekake.net/eki/premises?id=0460101

東京駅のホームは新幹線から在来線まですべて平行に並んでいます。つまり、どのホームも同じ方向に並んでおり、すべて地上から一段高い位置にあります。

そして地上部分に人々が歩く通路が張り巡らされている訳ですが、これはホームに対して横櫛を刺すように直角に配置されています。

ホームが横だとすれば、基本の通路は縦に張られていると考えてよいでしょう。基本の通路は「北通路」「中央通路」「南通路」の3本で、すべて丸の内側(西側)から八重洲側(東側)に貫通しており、地上のどの路線にもアクセスすることがあります。

また、上記の3つの通路の間に新幹線乗り換え口が2箇所(中央乗換口・南乗換口)用意されているので、どの通路を使っても新幹線との乗り換えが可能です。

東海道新幹線~中央線への移動

では、ここからは具体的な乗り換えルートをご紹介していきます。前述のように、基本的には東京駅地上部の乗り換えは複雑ではありません。ただし、常時混雑している東京駅の中を移動するにはそれなりに時間がかかりますので、なるべく最短で移動できるルートを予習しておくのが良いでしょう。

ここでは、私がよく利用する東海道新幹線~中央線の乗り換えルートを紹介します。

基本となる通路を利用する

東京駅構内図(東海道新幹線~中央線乗り換え導線1)


まずは基本となる「中央通路」「南通路」を使った乗り換えです。(構内図の赤線部分)

これは、「新幹線中央乗換口」から「中央通路」を経由する方法と「新幹線南乗換口」から「南通路」を利用する方法の2つがあります。

どちらからでも、それほど距離は変わらず移動可能です。

新幹線ホームと中央線ホームは地上部の東端と西端に位置しているため、東海道線京浜東北線、山手線の各ホームへの連絡階段の前を通って移動する必要があります。

常に混み合っている東京駅ですが、朝夕のラッシュ時間帯は在来線同士の乗り換え客も多く、移動にそれなりの時間がかかります。

中央線だけ使える通路を利用する

東京駅構内図(東海道新幹線~中央線乗り換え導線2)


実は、東海道線京浜東北線には繋がっていないのに中央線だけは使える通路が存在します。それがお土産屋などが並ぶ「GRANSTA TOKYO」と「ecute  tokyo」の通路です。(構内図の青線部分)

こちらも、「新幹線中央乗換口」と「新幹線南乗換口」にそれぞれ対応する2つの通路が存在します。

お店が立ち並んでおり、通路もそれほど広くないですが、人もそれほど多くないので、特にお土産目的の人が少ない早朝は使い勝手が良いです。

基本的には、山手線や京浜東北線上野東京ライン東海道線)からは直接利用できないので、新幹線と中央線の乗り換えの際にのみ使える通路となります。

 

まとめ

東京駅は非常に大きな駅ですが、地上部の駅構内は比較的わかりやすくレイアウトされており、乗り換え路線を理解できていれば比較的早く乗り換えが可能です。

まずは、自分が何線に乗り換えたいのかをしっかり記憶して、駅の基本構造を思い出しながら、案内に従ってルート選択をしてみてください。

 

自転車通勤のアクセサリ紹介(中編)

前回、自転車通勤のアクセサリを紹介した続きを書きます。

www.maximusy.work

思ったより長くなってしまったので、今回は、ハンドルからリアキャリア部分までのご紹介です。

 

ボトルゲージ

沢山の汗をかく時期は特にそうですが、自転車に乗る際には水分補給が重要です。

自転車通勤であっても、例外ではなく、出来ればこまめに水分補給をした方が良いと思います。

そんな時に、ボトルゲージがあると、手軽に飲み物を携帯できるので、とても重宝します。カバンの中にあると、出すのが手間だったりしますが、手の届く範囲に飲み物を用意しておけるので、ちょっとした信号待ちなどでも水分補給がしやすいです。

勿論、専用のドリンクボトルの方が簡単な操作で飲めるので良いのですが、現地調達派としては、500mlのペットボトルが保持できるタイプのほうがオススメです。冷たい飲み物の誘惑には敵いません(笑)

MINOURA(ミノウラ) ペットボトル用ケージ [PC-500] 500ml用 ブラック

MINOURA(ミノウラ) ペットボトル用ケージ [PC-500] 500ml用 ブラック

 

 

携帯空気入れ(エアポンプ)

これも、自転車通勤には必須の装備です。

どんなに耐パンク性能が高いタイヤを履いても、空気圧を利用したタイヤを利用している限り、絶対にパンクしないということはありません。

特に、時間制限の厳しい自転車通勤の場合、バンクによるタイムロスは常に悩ましい問題です。

私の場合、過去に何度も通勤中にパンクしていますが、軽微なパンクであれば、携帯用のエアポンプで騙し騙し最寄り駅まで走ることで、危機を回避出来ています。パンクした状態で長距離走ることは、リムやタイヤを痛めることになるので避けるべきですが、近くの駅に辿り着けるだけでも、非常に助かります。

また、少し遠出する際には、予備のチューブとタイヤレバーとこのエアポンプがあれば、その場でパンク修理が完了するので、折角のツーリングを諦めることなく続行が出来ます。

出番が少ないので、街なかを走っている自転車は持っていないことが多いですが、是非とも、装備して置いて頂きたい一品です。

 

 ただ、最近は手でポンピングするのもかなり大変なので、フットステップ装備のミニフロアポンプも良いな~と思い出しています。

本当に腕の力だけでロードバイク用のタイヤを膨らませるのは大変なんです(汗)

 

サスペンションシートポスト

これは賛否両論のある装備ですが、自転車通勤にはありなんじゃないかと思います。

サスペンションシートポストは、その名の通り、シートポストにサスペンションを内蔵することで、フレームを伝わってくるサドルへの衝撃を和らげる効果があります。そのため、おしりの痛みを軽減する効果があります。

特にフラットバーロードの場合、体制的に腕に体重を乗せきれないので、どうしてもお尻が痛くなりやすいと思います。(修行が足りんと怒られますが…)

これまでに幅広のサドルやクッション入りのサドルなど、様々な改善グッズを試してきましたが、サドルの幅が広がったり厚みが増すのは、どうしてもペダリングへの影響が避けられません。

その点、サスペンションシートポストは、サドルの幅や厚みには全く影響がないので、素直なペダリングが可能です。

逆に、サスペンションシートポストは衝撃と一緒にペダルを漕ぐ力も吸収してしまうので、漕いだ力の一部が無駄になってしまいます。これが大きなデメリットであることは、否定できません。

痛みを軽減出来るのであれば、多少のロスは仕方ない、と諦められる方はオススメの装備だと思います。私は、もう手放せません(笑)

※上記の商品は小径車用ですが、私が使っているのは一般向けのタイプです。

 

リアキャリア&サイドバスケット

私の自転車通勤生活の中で、一番お金がかかっているパーツが、このリアキャリアです(汗)

私は、とても汗っかきなので、リュックやメッセンジャーバッグを背負って走ることが出来ません…何かを背負って走ろうものなら、ものの10分で背中が汗だくになります。

本当に近所の買い物であれば良いのですが、時に50分近くかかる自転車通勤では荷物を背負って走ることは、絶対避けたいところです。

そこで、荷物は必ず自転車側に積載するようにしています。

勿論、着替えやPCが入った重たい荷物を背負うことによる体への負担が抑えられるので、汗っかきの人でなくてもオススメです。

 自転車に荷物を積載する方法は様々ありますが、現在は、リアキャリアにサイドバスケットを装着する方法に落ち着いています。

リアキャリアは、過去にはシートポストに装着するタイプを好んで使っていたのですが、シートポストの1点のみで支える構造故に、締め付けが緩んでくると、左右にブレることがありました。また、どうしても耐荷重も低いため、重量物を積めないのと、専用バッグでないと固定がし辛い問題がありました。

そこで、現在はミノウラのパニアバッグもつけられるしっかりしたタイプのリアキャリアを使っています。

MINOURA(ミノウラ) リアキャリア ブラック MT-800N

MINOURA(ミノウラ) リアキャリア ブラック MT-800N

 

このタイプのリアキャリアは、後輪ハブ近くのフレームのダボ穴を使って支える構造のため、耐荷重も高く、ずれることもありません。かなりしっかりと固定できる為、大型のパニアバッグをつけても安心です。

カバンは、フレームに引っ掛けられる金具が付いたものが装着も簡単で相性もいいです。ただ、ビジネスバッグ風のものは、普段遣いの際に金具が自分に当たって痛かったあり、形状が崩れないように硬い板が入っているので容量が意外と小さかったりしました。

普段遣いと両立させるため、ブリヂストン製のサイドバスケットを装備して、普通のカバンを積めるようにしています。

このバスケットは、かなり使い勝手が良いので、重宝しています。

強いて言えば、かごのサイズにカバンが限定されることと、それなりに横に張り出すので、狭い駐輪場だととなりの自転車に接触します。カバンは、柔らかい素材であれば、少し押し込めば何とか入りますし、駐輪場に止める際は、一手間かかるものの、畳めば非常にスリムになるため、デメリットという程でも無いと思います。

重たい荷物を片側だけに乗せるため、若干バランス面では悪いですが、重心を低く抑えられるので、思ったほど安定性に影響はありません。

自転車通勤をされる方には、本当にオススメできる組み合わせだと思います。

 

足回りは、次回(後編)でご紹介します!

 

 

自転車通勤のアクセサリ紹介(前編)

自転車通勤をする場合、自転車のアクセサリ選びは結構重要です。

通常のサイクリングとは異なり、ルートが決まっているものの、時間制限が厳しく、夜間走行も必ず発生するため、快適装備に加えて安全装備も重要になってきます。

今回は、私が現在使用している自転車とアクセサリを紹介します。

 

自転車と装備状況の紹介

現在自転車通勤で使用している自転車は、LOUIS GARNEAURSR-3となります。

この自転車は、フラットバーロードに分類される自転車で、クロスバイクに似ていますが、コンポーネントなどの装備はロードバイク用のものを装備しています。ロードバイクなんだけど、ドロップハンドルを装備しない、フラットなバーハンドルを装備している、という分類になります。

スピードや快適性はドロップハンドルの方が優れていますが、街なかでの取り回しやすさは、バーハンドルの方が分があることから、意外とこのカテゴリの自転車も多いです。安価なクロスバイクに飽きたら、ステップアップ先としてもオススメできます。

そして、この自転車に色々手を加えて通勤仕様にしている訳ですが、装備しているものは以下にご紹介していきます。

 

スマホホルダー

いきなりですが、これはモチベーションを保つ意味でも、メンテナンス周期を管理する上でも、とても重要です。

私の場合、iPhoneをこのホルダーにセットして、「Runtastic road bike」というアプリを使っています。

このアプリを利用すると、現在地や走行距離、時間、速度が計測できます。GPSでの計測となるのでサイクルコンピューターよりは精度が落ちるものの、手軽さや情報がクラウドにアップされることから、使い勝手は良いです。

自転車通勤は、毎日同じ経路を通るため、なかなかモチベーションを保つのが大変なのですが、速度がわかるだけでも楽しいですし、日々のラップタイムで成長を実感してみたり、月間走行距離を過去と比較して一喜一憂するなど、長く続ける為にも一役買ってくれます。

また、意外と毎日のように走っていると距離がいつの間にか伸びているので、メンテナンス周期を管理するためにも、積算距離がわかるのは便利です。

 

MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-100-M] φ28-35mm対応

MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-100-M] φ28-35mm対応

 

 ちなみに、このスマートフォンホルダーは、現在3個目を使用しています。

横から挟み込むタイプですが、非常に安定していて、これまでに落下は一度も無いです。バイクでも使っており、とても愛用させて頂いています。

 

LED自転車ライト

これも、夜間走行が必ず発生する自転車通勤では必須アイテムです。

私の場合、ヘッドライトして2つのLEDライトを常用しています。

これは、1つでは光量が不足気味なことと、故障や充電切れ対策の2つの意味があります。

強力なライトを1つだけ装備する、という選択肢もありますが、光軸が安定しない自転車で強力なライトを使用することは、対向車や歩行者に対して非常に危険な行為となる可能性があります。

また、前述の故障や充電切れは確率は低くても、必ず起こるものであり、ライトが無い状態で夜間走行することは危険なばかりでなく、道路交通法違反となります。

そのため、若干面倒ではあるものの、そこそこの輝度があるライトを2つ使用することで、上記の問題への対処としています。

ちなみに、1つは自転車専用ライトですが、もう一つは乾電池が使用できるスリムな懐中電灯を使用しています。電源方式にも冗長性を持たせることで、3重4重の備えとしています。

私の通勤経路は、かなり田舎道な上に街灯が無い区間もそれなりにあるので、万全の備えが必要なんです(笑)

 

 ハンドルグリップ

常に体に触れて体重を支えている部分として、ハンドルグリップは少しこだわりました。特にフラットバーロードの場合、手首に掛かる負担が大きいため、グリップがフラットに広く作られているERGONのモデルを選びました。

このグリップは、フラットな部分の面積が広く、表面は柔らかいのに中がしっかりしているので、体重を支えつつ、コントロール性も担保されます。

最初についていたハンドルグリップは、通常の円柱タイプで、手から手首にかけての痛みに悩まされていましたが、このグリップに交換してからは、全く痛みとは無縁になりました。

私は手が大きいので、少しでも面積の広いロングタイプを使っていますが、アクセサリを取り付けるスペースを捻出するため、内側部分を若干切断して使っています。アクセサリをハンドルに沢山付けたい方は、ショートタイプの方がオススメです。

 

長くなってきましたので、分割したいと思います。

車体関係は、後編で紹介します。

 

 

 

自転車通勤の現実とポイント

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最近、自転車通勤が流行ってますね。

私の住む愛知県は、自動車通勤ユーザーが多いので、それほど増えてる実感はないですが、東京都心を中心に確実に盛り上がってます。

私も10年前まで東京にいて、その頃から自転車通勤を実践していますが、都市部では、メリットも多い通勤方法なのは間違いないです。

今でも、片道16kmの道のりを週2回程度の頻度でフラットバーロードに乗って通勤しています。

ただ、現実は良いことばかりではなので、過去13年ぐらいの経験から、メリットとデメリットを少しまとめてみたいと思います。

 

 

自転車通勤のメリット

これは、多くの方が書かれているので重複する部分も沢山ありますが、私の場合、以下の2点ぐらいしか、実感出来てません(笑)

痛勤電車に乗らなくて済む

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これが、自転車通勤の最大のメリットだと思います。

私の住む愛知県は、自動車通勤比率が比較的高いものの、名古屋都心への通勤は、やはり電車がメインです。

通勤時間帯には、それなりに混雑しますし、路線区間や時間帯によっては、本を読むことも、スマホを開くこともままならないこともあります。

特に人混みの苦手な人にとっては、苦痛以外の何物でもない訳で、この時間が全て無くなるのは、大きな魅力だと思います。

運動不足解消になる

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これも現代人にとっては、悩みの種となっているところですが、自転車通勤は、非常に効果的な運動になります。

距離や時間にもよりますが、ある程度の時間、お尻や脚の大きな筋肉を動かし続ける運動になりますので、運動量は比較的大きくなります。

しかし、それほど負荷が高いわけではないので、長時間続けられることがポイントです。

実際、私も自転車通勤を始めてから、健康診断で指摘される項目がなくなりました。

20代の頃にすでに指摘されていたことがおかしいのですが(苦笑)

 

ちなみに、ダイエット効果はあまり期待しないほうが良いです。

最初のうちは、運動不足の解消や生活習慣の改善などによって、それなりに体重が落ちていきますが、1年もすると変化しなくなります。

キープできている、という見方をすれば十分メリットはありますが、期待し過ぎは禁物です。

 

自転車通勤のデメリット

実は、デメリットのほうが沢山あります(苦笑)

このデメリットを受け入れてもなお、自転車通勤に魅力を感じ続けられるかどうかが、非常に重要だと思います。

自転車を用意しなければならない

これ、当たり前過ぎて、は?って感じですが、非常に重要です。

まず、距離にもよりますが、通勤に使用する自転車が必要です。5kmぐらいまでなら、所謂ママチャリでも問題無いと思いますが、それ以上なるとクロスバイクロードバイクが必要になってきます。(ママチャリでも行けますが、時間と体力が…)

 

もう一つ、忘れてならないのが購入後の維持管理です。

自転車は、消耗品の塊です。タイヤやチェーン、ブレーキワイヤーなど、様々な消耗品で構成されています。

そして、日々のメンテナンスも、自転車を長持ちさせるためには重要になってきます。

それなりに時間とお金がかかりますし、高い自転車になれば、それだけ高い部品や頻繁な調整が必要になってきます。

購入時には、購入後のランニングコストも意識した方が良いでしょう。 

着替えが必要

これは、短距離の場合や季節によっては不要となりますが、私の場合は常に必要となります。

非常に汗っかきな体質であり、仕事は基本的にスーツとなるため、行き帰りの際には必ず着替えをしています。

着替える時間と荷物が増えるのは、かなりのデメリットです。

準備や帰ってからの後始末も必要になりますので、正直とても面倒です。

電車よりも時間がかかる

これも経路や距離に依存しますが、私の場合、電車通勤と自転車通勤で比較すると、ドア・ツー・ドアでは、所要時間はほぼ同じです。

ただ、先程の着替えの時間や準備の時間も含めると自転車通勤のほうが余分に時間がかかります。

パンクなどのアクシデントに備えるためには、余裕時間を見る必要があるので、更に必要な時間は伸びることになります。

私の場合は、電車通勤の時よりも、20分~30分ほど早く家を出るようにしています。

過去に何度も通勤途上でのパンクを経験している身としては、それぐらいの余裕は絶対に必要だと思います。

通勤途上でのリスクが高い

先程書いたように、通勤途上でアクシデントに遭う可能性が電車に比べて遥かに高いです。

パンクなどの自転車の故障もあれば、事故に巻き込まれることもあり得ます。

急な天候の変化や過去には道路の冠水などの目にもあっています。

勿論、リスクに対する備えとして、ヘルメットを被る、自転車保険に入る、日々のメンテナンスを怠らない、といったことは行いますが、全てを避けることは出来ません。

こういった、リスクが有ることを念頭に置いた上で、実施するべきです。

当然、会社に黙って自転車通勤をすることは、リスクを高めることにしかならないので要注意です。

 

それでも自転車通勤するためのポイントは?

ここまで、色々とデメリットを書いてきましたが、そうは言っても、私は自転車通勤をしている訳です(笑)

じゃあ、どんな対策をしているのか、参考としてご紹介しておきます。

  • 暑すぎる日や寒すぎる日はやめる
  • 雨の日や降りそうな日はやめる
  • 時間がない日はやめる
  • 飲み会の日はやめる
  • クルマの通りが多い道は避ける(遠回りしてでも)
  • ライトは極力明るいものを前後とも導入する
  • 鉄道に近い経路を選択する(遠回りでも)
  • 荷物は自転車に搭載するようにする
  • メンテナンスの記録をしておく
  • 同じ自転車をなるべく長期間乗り続ける

以上、10項目が自転車通勤をメリットを感じながら長く続けるコツだと思います。

前半4項目は、とにかく無理をしない、ということに尽きます。

無理して、嫌だなー、と思い始めると、何事も嫌になってきてしまいます。

適度に続けるために、快適に楽しく走れるときだけ自転車、という選択が大切だと思います。

 

次の2項目は安全への配慮で、リスクを少しでも遠ざけます。

鉄道の近くを通るのも、パンクなどのアクシデントの際に、すばやくリカバリーする為のリスクヘッジです。

 

そして、荷物はなるべく自分で背負わない、これも重要です。

特に汗っかきの人は、リュックを背負ったら、背中が大変なことになりますし、そうでなくても、荷物を体に括り付けるのは少なからず負担になります。

少しでも、快適な走行を目指すことは、長く続ける上では必要な考え方だと思います。

 

そして、最後の2つの項目は、コストを少しでも下げる工夫になります。

安全面やモノを大切にするという意味でも有効ですが、何より自転車通勤はコストが掛かるものであることを意識するべきだと思います。

よく、自転車通勤していると、「お金ないんですか?」みたいなことを言われますが、初期コストやメンテナンスコストを考えると、決して安くはありません。(というか、お金なかったら10km以上の自転車通勤は無理でしょう。)

また、会社に自転車通勤で申請すると通勤手当が出ない会社もあるでしょうから、コストだけが積み上がる可能性もあります。

そう考えると、自転車通勤でのコストコトロールについても、長く続ける上ではとても重要な要素になってくることがわかっていただけると思います。

 

まとめ

色々と書きましたが、まとめると、「自転車通勤は、決して万人向けではないが、努力と工夫次第で魅力的な通勤手段になり得る」と言った感じでしょうか。

会社の制度や通勤環境によって、必ずしもオススメできる訳ではないですが、そういった制約が無いのであれば、十分に選択肢になり得る通勤手段となるでしょう。

特に、これから秋になると、一年で一番自転車通勤に時期になります。

もし、自転車通勤に興味があるけど、なかなか踏み出せない、という方は、今の時期に始めることをオススメします。

 

 

キャンプツーリングは制約の中で快適を追求する!

お題「キャンプ」

 

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お題スロットを使ってみたら、「キャンプ」が出たので、バイクによる「キャンプツーリング」について、書いてみます。

 

キャンプって面倒だけど、キャンプツーリングはシンプルが大事

つい先日、夏の北海道ツーリングに行っていた私としては、実はキャンプはとっても身近なものだったりします。

ツーリングでキャンプとなると、荷物は最小限に抑える必要があるので、快適性を求めるというよりは、如何に楽に少ない荷物で移動できるかが重要になってきます。

そのため、持ってくのはテントを始めとして、最小限に荷物は最小限に抑えています。私のキャンプ用品を少しご紹介します。

 

コールマン テント ツーリングドームST [1~2人用] 170T16400J

コールマン テント ツーリングドームST [1~2人用] 170T16400J

 

まずは、テントです。

もっと小さいテントや組み立てが簡単なテントもあるようですが、ある程度の大きさがあって、ポールも組み立て式、前室もあるこのタイプがオススメです。

荷物を置く場所やテント内である程度の作業をするためには、多少大きさには余裕がある方が良いです。また、前室があると雨の際に出入りがしやすいだけでなく、テントに入り切らない荷物を置いておく場所になります。

また、ポールではなく、グラスファイバーの骨を折り曲げておいて、広げるだけで設営が完了してしまうお手軽タイプのものもありますが、強風などの悪天候の場合は、自立ができなくなってしまうので、絶対やめたほうが良いです。

 

 エアーマットは、今年から買い足しました。

それまでは、寝袋の下にキャンパー御用達の銀マットのみを敷いていましたが、より快適な睡眠を目指して購入しました。荷物が増えるのは悩ましいものの、寝不足は翌日の活動にも影響が出るので、なるべく小さく畳めるタイプを選択しました。また、ツーリング後に膨らませる作業をしたくなかったので、自動的に膨らむのも重要なポイントです。

結果的には、これはかなり正解で、快適な睡眠環境を得ることが出来ました。ちょっと、ポリシーから外れますが、体力回復に役立つアイテムは長旅にはあった方が良いと思います。

 

EPI(イーピーアイ) NEOストーブ(日本製) S-1030

EPI(イーピーアイ) NEOストーブ(日本製) S-1030

 

 カートリッジ式のガスを使ったストーブ(ミニコンロ)です。

BBQコンロのような大きなものや炭を使うタイプは荷物になるので、このタイプのストーブは重宝します。

キャンプ場では、水は比較的簡単に入手できますが、熱源がありません。夏でも、朝は冷えますし、夜でも温かいものが食べられるとバリエーションが増えます。

私の場合は、ペーパードリップ式のコーヒーを持ち込んで、朝焼けを見ながら朝のひとときを過ごすのがキャンプの定番になってます。たったこれだけのことで、無性に満足感を得られます。

また、お湯を使った調理だけでなく、缶詰でもあれば、直接火にかけて(勿論、開封してからですよ!)温かいおかずにしてしまうことも出来ます。最近、サバ缶が流行りですが、そのまま食べるより、温めたほうが断然美味しく食べられます。味噌味のサバ缶は、酒の肴に最高でした!

温かいものは、無性に幸福感を得られますよ(*^^*)

 

 

あとは、テントの下に引く用のブルーシート、寝袋、コップ、食器を兼ねた調理器具とライト込みのバッテリーが必ず持ってく物です。現地でBBQしたり、タープの下でまったりとか、そういうのとは無縁なキャンプですね。(そういうキャンプも好きですけど、その場合はクルマが良いです(笑))

本格的なキャンプになると複数人で設営にそれなりに時間がかかって、片付けもちょっと憂鬱になりますが、最低限の装備のキャンプは、一人で設営してもそんなに時間がかからないので、夕方にキャンプ場について、すでに日が落ちててヤバい、と思ってからでも間に合います(苦笑)

 

目的がキャンプなのか宿泊手段なのかで使い分け

キャンプが目的であれば、楽しむために快適装備を満載して、家族や友人と火を囲んでまったりが良いですが、宿泊の手段としてキャンプを選択したのであれば、装備を最小限に抑えて使い分けをすることがオススメです。

北海道ツーリングの際も、6泊のうち4泊をキャンプにしたのですが、3泊超えてくると流石にやる気が無くなってくるのですが、設営を最小限に、可能な限り快適な環境を作ることで、なんとか乗り越えられました。これは、宿泊が目的と割り切ったっからこそ出来ることですね。

 

なるべく快適なキャンプをしたい気持ちは誰でもあるので、どうしても、あれもこれもとなって荷物が増えてしまいがちですが、荷物を絞り込んでみると、また違ったキャンプの魅力を発見できるかも知れませんよ!

 

 

 

安全第一

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写真提供:ぱくたそ(www.pakutaso.com)

今日は、台風21号が西日本に上陸して様々な被害をもたらしています。

私の住む愛知県も各所で被害が出ていますし、私の自宅もカーポートが壊れるなどの被害が出ました。

朝には鉄道も動いていたので、出社したものの、結局お昼すぎにはすべての路線で運休になってしまい、帰宅できなくなるところでした。

そんな時に思ったのが、「安全第一」です。

 

企業は決断すべき優先順位をちゃんと考えたほうが良い

台風が接近している、非常に強い勢力だ、昼前には上陸する、東海地方も影響を受ける…こういった情報が昨日から流れていたため、学校や企業の一部でも早々に休校や自宅待機を決めたところが少なくなかったようです。私の娘の幼稚園も昨日の時点で休園が決まっており、奥さんが仕事を休まざるを得なくなったりしてました。

しかし、この早い決定は素晴らしいと思いました。昨今の異常気象を考えると、災害への警戒はし過ぎなぐらいが丁度良いです。早めに警報を出して、何事も無ければ良かったとなる時代です。昔のように、騒ぎすぎだ、大袈裟だと言われるような時代では無いのです。それで、何かあってからでは遅いと社会全体が変わってきたのは歓迎すべき世の中の変化だと思います。

対して、私の務める会社は、電車が止まるという周知が出ても、無反応でした。従業員が、このままでは帰宅ができなくなる、帰らせてほしい、と言っても動かず、一部の区間で終日運休になるという情報が出てから、その路線の利用者のみは帰宅可能という判断が出ました。

結局のところ、この決断はかなり消極的で、夕方になって台風がすぎれば、自動的に鉄道も復旧する、だから早期に帰宅は認めない、という思い込みにも近い希望的観測に基づいたものでした。もちろん、鉄道会社は台風が過ぎたからと言って、必ず復旧するとは一言も言っていないにも関わらずです。

結果として、台風が過ぎても一向に鉄道は復旧せず、多くの帰宅困難者を出すことになりました。それでも、従業員から散々帰宅できなくなると言われたにも関わらず留めおいた責任を感じてか、運休した鉄道の利用者についてはタクシーでの帰宅を認めたので、まだマシな方だったと思いますが、釈然としないものも多くの従業員が抱えていました。

 

従業員を大切にする、言うだけでなく態度で示すことが重要

企業は、従業員に対して給金を支払ってその対価として労働力提供を受けている以上、少しでも働かせたい、なるべく無駄に帰宅させたくないと考えるのは、自然なことだと思います。しかし、災害を目の前にして帰宅できなくなるかも知れない不安を抱えたモチベーションの下がりきった従業員を無理やり働かせても、大した生産性は上げられないでしょう。寧ろ、帰宅出来なくなる、倒木などで怪我をする、といった安全面のリスクを考えれば、マイナスでしかないと考えるべきだと思います。

タクシー代を払って、ある程度の安全を確保した会社には多少感謝をしていますが、本来なら支払わなくても済んだ費用が、回り回って本来出来た施策に影響を与えるようなことがあれば、全くの無駄金だったということになりかねません。

 

これからの時代、従業員の安全や健康を大切にする企業が外からも内からも選択されていく、そんな流れを身に沁みて感じた一日でした。