人生は趣味と旅行と子育てと仕事と…忙しすぎる

日々感じたことや趣味のことをつらつらと。自分の考えの整理と少しでも他の方の参考になればいいなと。

バイクの高速料金をお得にするツーリングプランと二輪車定率割引を比較

バイクの高速料金は軽自動車と同じ料金が適用されており、ロングツーリングなどで長距離を移動する際には負担が大きくなります。しかし、少しでもお得に高速道路を利用するために、高速道路会社(NEXCO)から、現在二つの主要な割引プランが用意されています。「ツーリングプラン」と「二輪車定率割引」のそれぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することで、状況に応じた最適な選択が可能です。

長距離ツーリングには高速道路は必要不可欠だが、少しでもお得に利用したい…

 

 

ツーリングプランの特徴

ツーリングプランは、特定のエリアで複数日間にわたり、高速道路を乗り降り自由に使える定額プランです。このプランは、事前に申し込みが必要で、エリアごとに料金が設定されています。通常、2〜3日間の設定があり、観光やツーリングで広い範囲を走行する場合に最適です。

実際に「ツーリングプラン」を利用したツーリングを纏めた記事があるので、こちらも参考にしてください。

maximus-my.hateblo.jp

  • メリット:

    • 複数回の乗り降りが自由で、料金の心配をせずに走行できる。
    • まとまったエリアを周遊する際に大幅にコストを削減できる。
    • スケジュールに余裕がある場合、時間を気にせずに観光や食事を楽しむことが可能。
    • 土日、平日問わず、利用可能期間であればいつでも利用可能
    • 周遊エリア外に出てしまった場合でも、ETCを装着した普通車・軽自動車等に適用される「休日割引」、全車種に適用される「深夜割引」と併用が可能
  • デメリット:

    • 特定のエリアに限られているため、予定外のエリアに行くと別途料金がかかる。
    • 適用可能なエリアや期間が決まっており、柔軟な日程変更が難しい。
    • ツーリングプランは提供するエリアごとにNEXCO東日本、中日本、西日本と提供会社が分かれており、申し込みをするエリアごとにNEXCO各社に会員登録が必要

 

hayatabi.c-nexco.co.jp

 

二輪車定率割引の特徴

二輪車定率割引は、一定の高速道路区間を利用する際に、バイクの通行料金が定率で割引される制度です。この割引は、ETCを利用していることが条件であり、事前申し込みや最低利用距離などがあり適用条件が厳しいですが、エリアの定めがないことが特徴です。

実際に「二輪車定率割引」を利用したツーリングを纏めた記事があるので、こちらも参考にしてください。

maximus-my.hateblo.jp

  • メリット:

    • NEXCO宮城県道路公社の管轄の高速道路であれば、原則的に全区間で割引が適用されるため、柔軟な移動が可能。
    • 通行距離に上限はなく割引が受けられるため、長距離移動でも一定のコスト削減が期待できる。
  • デメリット:

    • 割引率が一定であるため、場合によってはツーリングプランほどの大幅な割引は得られない。
    • 適用期間が土日祝のみに限定されており、平日には利用できない。
    • 最低利用距離(80km)が定められており、短距離利用だと割引が適用されない。
    • 割引対象外の区間があり、事前に確認しておく必要がある。

hayatabi.c-nexco.co.jp

なお、「二輪車定率割引」の適用可否を簡単に確認できるサイトが用意されていますので、登録が面倒だと思う方は、まずはこちらで確認してから実際の登録をしても良いかもしれません。

search.w-nexco.co.jp

 

共通の特徴と注意点

  • 「休日割引」が除外される期間(ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、お盆期間)についても、割引が適用される
  • 両割引サービスともにNEXCO各社が展開するETC周遊割引会員サービス(東日本:ドラ割、中日本:速旅、西日本:みち旅)に予め会員登録しておく必要がある(二輪車定率割引は、「速旅」のみで全国適用可)
  • ETC周遊割引会員に登録するには、ETC車載器番号とETCカード番号の入力が必要なので、予め用意しておく必要がある。

 

それぞれの活用例

  • ツーリングプランの活用例: 例えば、関東近郊から箱根・伊豆方面を宿泊を含めて2日間にわたって走行する場合、ツーリングプランを活用すればエリア内での乗り降りが自由となり、観光地巡りや食事の立ち寄りが気軽にできます。このプランを利用することで、通常よりもかなり安く観光が楽しめます。

  • 二輪車定率割引の活用例: 友人と一緒に土日で長野方面へツーリングに行くことになった場合、二輪車定率割引を利用することで、長野県までは高速道路で一気に移動し、長野県内のツーリングスポット付近のインターチェンジで降りて、その後、下道ツーリングをしっかりと満喫できます。また、計画を途中で変更・延長して、そのまま新潟・岐阜・群馬方面に抜けて、そこから帰路につく場合でも、この割引を利用すればコストを抑えつつ気軽にツーリングを楽しむことができます。

 

結論

ツーリングプランと二輪車定率割引のどちらを選ぶべきかは、ツーリングの目的やスケジュール、走行エリアによって変わります。事前に計画を立て、特定のエリアを集中的に楽しみたい場合はツーリングプランが最適ですが、少し離れたエリアでのツーリングや予定変更の可能性がある場合は二輪車定率割引の方が便利です。それぞれの特徴を理解し、自分のツーリングスタイルに合ったプランを選ぶことで、高速料金を効率的に節約しましょう。

 

 

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北関東ツーリングの魅力: 自然と歴史を堪能する 日光~金精峠~赤城山

今回は、金精峠への訪問を主な目的とした北関東ツーリングを紹介します。今回のツーリングでは「ツーリングプラン」の関越道・東北道コースを利用し、浦和ICから鹿角ICまで東北道を一気に北上し、日光や中禅寺湖赤城山など雄大な自然と歴史的な名所を堪能しながら進む、魅力あふれるルートです。

 

 

ツーリングプランの概要とメリット

まず、今回利用した「ツーリングプラン」について紹介します。「ツーリングプラン」は、二輪車向けにNEXCO各社から提供されている高速道路の周遊割引プランで、ツーリング愛好家にとって非常に魅力的な選択肢です。このプランでは、一定期間中に対象の高速道路を何度でも乗り降りできるため、コストを抑えながら自由な移動を楽しめます。

hayatabi.c-nexco.co.jp

「ツーリングプラン」はETCを搭載した二輪車に限り利用可能で、通常の高速道路料金よりもかなりお得な価格設定がされています。たとえば、今回のツーリングで使用した「関越道・東北道コース」では、関越自動車道東北自動車道を含む広範囲が対象エリアに設定されており、決められた期間内であれば何度でも乗り降り可能です。

このプランの大きな魅力は、好きな時に高速道路を出入りできる自由さです。複数の観光スポットを巡るプランを立てる際、一般的な料金だと乗り降りの回数が増えるたびにコストもかさみますが、「ツーリングプラン」を利用すればその心配は不要です。ルートを変更したり、思い立った場所で休憩したりする柔軟な旅が可能になります。

なお、「ツーリングプラン」とは別に、周遊ではなく、遠方の目的地を目指す場合は「二輪車定率割引」の方が使い勝手が良い場合があります。過去に紹介していますので、こちらもご参照ください。

maximus-my.hateblo.jp

ツーリングプランの活用例

今回のツーリングでは、浦和ICから鹿角ICまで東北道を利用し、帰路では赤城ICから練馬ICまで関越道を利用しました。この長距離を気兼ねなく走れるのも「ツーリングプラン」のおかげです。また、途中で日光東照宮中禅寺湖などに寄り道しても、高速料金の追加負担がないため、安心してプランを組むことができます。これにより、目的地までの移動時間を短縮し、現地での滞在時間をしっかり確保することができました。

利用時の注意点

ただし、利用する際にはいくつかの注意点があります。まず、ETC搭載車両でなければ利用できないため、事前に確認が必要です。また、事前予約が必要で、利用開始前にNEXCO各社のウェブサイトで申し込みを完了させておく必要があります。さらに、利用期間中にプランを変更することはできないため、計画を立てる際は十分に検討することが重要です。

www.driveplaza.com

 

栃木~群馬を巡る北関東ツーリングへ

今回のツーリングのスタート地点は浦和IC。ここから東北道を使って鹿角ICまで一気に北上します。長距離の高速走行ではありますが、「ツーリングプラン」を活用すればエリア内は定額で利用できるため、距離を気にせず快適に進むことができます。

途中、「都賀西方パーキングエリア」で休憩します。休日は、「佐野サービスエリア」など人気のある休憩スポットは混雑するため、休憩が目的であれば、パーキングエリアを利用することをオススメします。

都賀西方パーキングエリアで朝食に蕎麦。なかなか美味しい。

日光例幣使街道日光東照宮で歴史を感じる

鹿角ICを降りた後は、日光例幣使街道を走行。江戸時代に将軍の使者が日光へ向かう際に通った道であり、今でもその風情を感じることができます。延々と続く杉並木は江戸時代からのもので、そこをバイクやクルマで走れるのが素晴らしいです。歴史を感じながら、バイクをゆっくりと走らせるのも、ツーリングの魅力の一つですね。その後、日光東照宮付近で休憩し、歴史ある建造物に触れながらしばしのリフレッシュを。

日光例幣使街道は一部で通行止め区間があるものの、車道として開放されています
しっかりと整備された大きな杉並木が続きます

 

いろは坂から中禅寺湖

次に向かうのはいろは坂。このカーブの多い道はツーリングにぴったりで、景色を楽しみながら走ることができます。上りの第二いろは坂は2車線ではあるものの、かなりの急カーブが続くので、スピードは控えめに自分のペースで走ることが大事ですね。いろは坂を登りきると目の前に広がるのは中禅寺湖。湖畔で一息つき、美しい景色に癒されましょう。

 

日本で一番高い場所にある金精トンネル

中禅寺湖からは金精峠を目指します。標高1,843メートルに位置する金精トンネルは、日本で一番高い場所にある道路トンネルです。このトンネルの栃木県側の入口には駐車場があり、ここにバイクを停めて谷側を覗くと、遠く中禅寺湖が見渡せて気温が低いのもあり居心地の良い場所になっています。夏場のツーリングには、涼しくて良い休憩になります。冬期通行止め期間が長いので、もしも行かれる際にはご注意ください。

金精トンネルとそこからの中禅寺湖の眺め

標高1,843mを示す石碑とバス停

 

丸沼ダム:国内でも珍しいバットレスダム

金精峠を越えた先には丸沼ダムがあります。国内でも珍しいバットレスダムであり、その独特な構造を間近で見ることができます。歴史や技術に興味がある方にとっても見ごたえのあるスポットです。また、ダムの直下には川を渡るための筏が一般開放されており、人力で対岸に渡ることも可能です。

丸沼ダムの説明板と下流から見た独特な姿

 

下流側に設置されたドラム缶筏の「トムソーヤ号」


ただし、国道から駐車場への入口がとても分かりにくいので注意が必要なのと、ダムの下流側に行くにはなかなか険しい遊歩道が待ち構えていますので、こちらもご注意ください。

左:一見塞がれている用に見える入口 右:そこそこの傾斜を進むと筏が見えてくる

 

ちなみに、丸沼ダムのダムカードは、国道120号線を進んだ下流側にある「道の駅 尾瀬かたしな」で写真などのダムに行った証拠を提示することで、入手することが可能です。

尾瀬観光の立ち寄りスポットにもなっている「道の駅 尾瀬かたしな」
ダムカードは建物の一番奥にある「インフォメーションコーナー」でもらえます

 

超人気の道の駅「道の駅 川場田園プラザ」

丸沼ダムカードをゲットした後は、更に国道120号線を進み、途中「利根沼田望郷ライン」を経由して、「道の駅 川場田園プラザ」に向かいます。「利根沼田望郷ライン」は国道120号線よりも北側の区間を走りましたが、適度なアップダウンやカーブがあり、バイクで走るには国道よりもこちらのほうがオススメです。途中には利根川河岸段丘を観察できる「河岸段丘ビューポイント」があり、スケールの大きな地形を眺めることが可能です。

河岸段丘ビューポイント」からは、赤城山とその麓の河岸段丘を一望できます

 

目的地である「道の駅 川場田園プラザ」では、地元の新鮮な食材を使った料理が楽しめたり、複数のカフェスペースや買い物施設、子供向けの遊具など、広々とした敷地でリラックスできるため、多くの観光客から人気があります。1日中楽しめるほど広いので、家族や友人と来るともっと楽しめそうです。

立派な門をくぐると広い敷地に多数の施設がお出迎え
敷地の奥に進むと子供向けの遊具やアスレチックが多数あります


薗原ダムを経由して赤城山

ツーリングの最終目的地は赤城山。途中、「薗原ダム」を経由しながら赤城山を目指します。「薗原ダム」は少しマイナーなダムですが、重力式ダム特有の重厚感があり、堤頂を通行することも可能なので見所はありました。ただ、堤頂の端に近づくことができなかったり、対岸側に見学できる場所がないなど、ダムを見るという意味では少し残念な感じでした。ダムカードは管理事務所で職員の方からいただくことができます。

薗原ダムダムカードダムカードと一緒にダムのガイドをもらえます。

 

赤城山周辺には魅力的なワインディングロードが多く、走りごたえがあります。今回は北側の群馬県道251号線から登って、南西側の県道4号線から降りるコースを堪能しました。途中、山頂にあるカルデラ湖である大沼付近には大きな駐車場が整備されており、観光客向けの施設も多く、整備されていることから休憩にも適しています。

大沼付近は観光客も多く、湖上に浮かんでいるように見える赤城神社も魅力的です

赤城山を降りたあとは、赤城ICから関越道に乗り、練馬ICまで一気に南下して帰宅しました。帰りのコースは途中で変更したこともあり、どのインターチェンジで関越道に乗るのか悩んでいましたが、こういうときに「ツーリングプラン」はエリア内であればどのインターチェンジを使っても良いので、ルートの自由度が高く、大変助かりますね。

 

まとめ

金精峠を巡る今回のルートは、北関東の自然や歴史、技術を感じながらツーリングを楽しむことができる充実したプランです。夏場は気温との戦いになりますが、一度標高を上げてしまえば涼しい環境の中でツーリングを楽しめるので、比較的標高の高い今回のコースはうってつけです。気軽に立ち寄れる場所も多いため、ぜひ次回のツーリングプランに加えてみてください。

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東海道新幹線の種別ごとの特徴とメリット・デメリット

東海道新幹線には、乗客のニーズに応じた3つの種別「のぞみ」「ひかり」「こだま」が用意されています。普段、私は東京~名古屋間を仕事で移動することが非常に多いので、時間を最優先して「のぞみ」を利用することが多いのですが、プライベートで移動する場合は、隠れたメリットのある「ひかり」や「こだま」も利用することがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することで、効率的な旅が実現しますので、簡単に紹介していきたいと思います。

高速バスや自家用車の場合など、他の交通機関との比較については、過去記事もありますので、こちらも参考になさってください。

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1. のぞみ(NOZOMI)

特徴

  • 東海道新幹線の最速列車。東京~名古屋間を最短1時間35分、東京~新大阪間を最短2時間27分で結ぶ。
  • 停車駅が少なく、主要都市(東京、名古屋、京都、新大阪など)のみ停車。
  • 毎時最大12本が運行されており、列車の選択肢が多い。

メリット

  • 最速で目的地に到着できる。
  • ビジネス客や時間を重視する旅行者に最適。
  • とにかく本数が多いので、スケジュール調整が容易。

デメリット

  • 料金が他の種別より高い。
  • 自由席の設定が少なく、繁忙期には満席になりやすい。また、最近は年末年始や御盆期間は全席指定席になることが多く、自由席自体が選択できないこともある。

早朝の名古屋駅の上り線ホームの列車案内でも「のぞみ」の本数は圧倒的

2. ひかり(HIKARI)

特徴

  • 「のぞみ」よりも停車駅が多く、東京~新大阪間は約3時間。
  • 地域の主要駅(静岡、浜松、姫路など)にも停車。

メリット

  • のぞみよりも多少安価で、時間に余裕がある旅には最適。
  • 指定席・自由席の両方が選べる。繁忙期でも比較的座席が確保しやすい。

デメリット

  • のぞみほどの速さではないため、特に長距離の場合、移動時間が長くなる。
  • 停車駅パターンが複数あり、しっかり確認しないと目的の停車駅で降車できない可能性がある。

3. こだま(KODAMA)

特徴

  • すべての駅に停車。東京~名古屋間で約2時間40分、東京~新大阪間は約4時間かかる。
  • 各駅停車のため、地元の人や途中駅に向かう旅行者に便利。

メリット

  • 料金が最も安価で、各駅を巡りながら観光ができる。
  • 混雑時でも比較的座席が空いていることが多く、自由席の設定も3種別の中で最多。

デメリット

  • 所要時間が最も長く、長距離の移動には不向き。
  • 途中で何度も停車するため、乗客の乗降が多く、落ち着かないと感じる面もある。
  • 毎時2本程度の設定のため、のぞみに比較すると乗車機会が少ない。

 


上手な使い方

時間を最優先するなら「のぞみ」

  • ビジネス用途や、とにかく短時間での移動が必要な場合は、「のぞみ」を選ぶと時間の節約が可能です。
  • 本数が多いことから、トラブルの際に列車の変更が容易で、スケジュールへの影響を最小限にすることが可能です。
  • 東海道新幹線の「エクスプレス予約」サービスに加入すれば、切符を発券することなく、予約も何度も変更できる上、「EX早特」などの割引サービスが利用できるため、東京~名古屋間を9,700円~利用することも可能です。

expy.jp

 

バランスを重視するなら「ひかり」

  • 移動時間に多少余裕がある場合は、「ひかり」がバランスが良く、指定席や自由席も柔軟に選べます。
  • 東京~名古屋間で見た場合、毎時2本の内、毎時1本の「ひかり」は、「小田原」か「豊橋」に停車するのみで、ほかは「のぞみ」と同じ停車駅の列車が設定されている時間帯が多いため、所要時間も「のぞみ」と遜色なく(最短で1時間40分ほど)利用可能です。

 

ゆったりとした旅や観光には「こだま」

  • 各駅停車の「こだま」は、途中の景色や駅を楽しみたい観光客にぴったりです。
  • また、JR東海ツアーズが販売する「ぷらっとこだま」などの割引きっぷを利用することで、東京~名古屋間を通常期8,810円~で利用することができます。

travel.jr-central.co.jp

  • 家族で移動する場合は、上述の「エクスプレス予約」の会員であれば、「EXこだまファミリー早特3」などの割引サービスも利用ができ、3日前までの予約や繁忙期などの除外期間があるものの、普通車指定席がおとな8,050円~、こども4,020円~で利用可能です。

expy.jp

 

まとめ

東海道新幹線の3つの種別の特性を理解して、自分の旅のスタイルや目的に合った新幹線を選びましょう。特に、東京~名古屋間の場合、時間的には圧倒的なアドバンテージがあり、航空機や高速バスを寄せ付けません。

反面、料金は高速バスなどに比較すると高くつくため、格安旅行を嗜好される場合は高速バスを選択肢がちですが、「ぷらっとこだま」などの割引きっぷを上手く利用することで価格差は縮まります。

時間を取るか、費用を取るか、旅の目的や価値観、同行者の体力などと相談しながら、最適な移動手段を選択して、楽しい旅を楽しんでください。

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東京駅のなかを快適になるべく最短で移動してみる(東海道新幹線~丸ノ内線)

東京駅は多くの路線が交差し、特に地下には複数の鉄道が走っています。そのため、目的の路線まで最短かつ快適に移動するためには、基本的な構造を把握しておくことが重要です。今回は、東海道新幹線から丸ノ内線への移動を例に、2つの移動ルートを比較します。以前に「東海道新幹線~中央線」と「改札外の東西移動」のルートについても解説していますので、そちらも参考になさってください。

 

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基本形を把握する

東京駅の構造はやや複雑で、広大な地上のコンコースと多層に広がる地下街・地下鉄駅が混在しています。東海道新幹線は、東京駅の地上に発着する一方、丸ノ内線は地下深くに位置しています。このため、地上と地下を結ぶエリアや通路を理解することで、無駄なく移動が可能です。

基本的には、JRの新幹線含めた各路線(京葉線を除く)と丸ノ内線は南北方向に走っており、それぞれ並行にレイアウトされているので、東西に移動することで各路線にアクセスすることが出来ます。この基本形を頭に入れておきましょう。

東京駅構内図
引用元:https://www.jr-odekake.net/eki/premises?id=0460101

 

コース1:コンコースを進み、丸の内中央口の地下通路階段から地下へ

このルートはシンプルで、東海道新幹線の改札を出た後、まずは地上のコンコースを利用します。東海道新幹線の南乗り換え口や中央乗り換え口を出たら、改札を背にして中央通路、もしくは南通路を丸の内中央口方面へ歩きます。丸の内中央口に到着すると、地下通路に下りる階段があり、ここから地下に降りて丸ノ内線の改札へ至ります。

このルートのメリットは、道に迷うリスクが少なく、簡単に地下へアクセスできる点です。特に初めて東京駅を利用する人にとって、地上コンコースを活用することで、駅内の構造が視覚的に把握しやすいのが特徴です。ただし、東京駅のコンコースは人が多く混雑している場合があるため、特に朝夕のラッシュ時には時間がかかる可能性があります。

赤線が推奨ルート。基本的には案内に従って歩けば到着できる。

コース2:グランスタ東京から地下に入り、そのまま地下を通って丸ノ内線

もう一つの選択肢は、東京駅の地下商業施設「グランスタ東京」を経由するルートです。新幹線の改札を出てから地下に向かうエスカレーターまたは階段を利用して、グランスタの中に入ります。グランスタは地下に広がるショップやレストランが多く並ぶ商業エリアですが、この地下道を利用することで、丸ノ内線への移動が比較的スムーズに行えます。

赤線と青線(地下部分)が推奨ルート

新幹線乗換口を出たら、在来線方面に進みますが、南乗り換え口でも中央乗り換え口でも、南通路や中央通路には入らず、少し右の方に折れてください。少しわかりにくいのですが、そうすると地下に降りるエスカレーターが見つかると思います。(上記図だと青い丸の部分)

少しわかりにくい位置に地下へのエスカレーターがある

南乗り換え口近くのエスカレータを降りるとこのような通路と多数のコインロッカーがある

このルートの利点は、地下に入ることで地上の混雑を避け、直線的なコースで快適な環境で移動できることです。また、移動中にグランスタ内のショップを楽しむことができるため、時間に余裕があればショッピングや軽食をとることも可能です。しかし、初めて利用する場合はやや迷いやすい部分があるかもしれません。迷いそうな場合は、「丸ノ内線」「横須賀・総武線」「丸の内地下中央口」の表記を辿ることで目的の方向を目指すことが可能です。

グランスタ東京に入ってしまえば、直線的に移動できる

グランスタ東京からJRの改札を抜けて更に真っすぐ行けば丸ノ内線

まとめ

東京駅内を効率的に移動するためには、ルート選択が大切です。コンコースを利用して地上を進むシンプルな「コース1」か、地下を快適に進む「コース2」を状況に応じて選ぶことができます。また、地下には飲食店やショップ、コインロッカーなどの旅行に適した設備もあるため、目的に合わせてコースを選ぶことも可能です。それぞれのルートにメリットがあり、時間や混雑具合を考慮して最適な方法を選びましょう。

 

 

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涼しさ満点の山岳ツーリング 志賀坂峠~碓氷峠~毛無峠

夏の暑さが本格的になってくると、バイク乗りにとって涼を求めたツーリングは最高の贅沢です。エンジンの音と風を感じながら走る喜びは格別で、特に標高の高い山間部や峠道を通ると、暑さを忘れる爽快感があります。今回は、都心からアクセスしやすいルートでありながら、避暑地として人気のある軽井沢や草津を巡り、最終的には標高1,000メートルを超える毛無峠まで向かう、涼を求めた夏のツーリングコースをご紹介します。

東京都内から湯田中温泉までのくねくねルート

このコースは、真夏であっても清々しい空気を感じながら、自然豊かな山々を駆け抜けることができる絶好のルートです。途中には絶景スポットやグルメの楽しみも多く、長距離ツーリングを楽しむライダーにはぴったりのプランです。出発地点は東京の谷原交差点。ここから関越自動車道に入り、快適なツーリングがスタートします。目的地の毛無峠では、様々に変化する景色が待っており、締めくくりには長野県の湯田中温泉で心身ともにリフレッシュしてきました。

では、具体的にコースを紹介していきます。

 

 

谷原交差点をスタートして関越道へ

夏のツーリングは、なるべく涼しい標高の高い山間部を走るのが醍醐味です。今回のツーリングは、関越道の東京側の起点にほど近い谷原交差点からスタートします。早朝の気温が低いうちに都心を離れたかったので、お盆前の平日7時ぐらいに通過しました。工事の影響もあり目白通りは軽く渋滞していましたが、工事は谷原交差点から練馬インターの間にある高架橋の部分だけなので、ここを過ぎてしまえば、比較的スムーズに流れ出しました。

 

嵐山PAで朝食を取りながら休憩

関越道に乗って最初の休憩ポイントは嵐山パーキングエリア。ここでは、朝食を取りながらゆっくりとしたひとときを楽しむことができます。PA内にはフードコートや小さな売店もあり、外にはちょっとした東屋もあるので、屋内でも屋外でも軽く食事を摂ることが出来ます。お隣の高坂SAは混んでいることが多いので、旅の初めに休憩だけが目的であればオススメできるスポットです。

オーソドックスな雰囲気の嵐山PA ちょっとした東屋もあって休憩に最適

 

秩父の街を眺めつつ志賀坂峠へ

嵐山PAで休憩して最初のインターチェンジである花園ICで関越道を降りた後、国道140号線で荒川沿いを進み志賀坂峠へと向かいます。長瀞などの景勝地秩父の街並みを眺めながらのライディングは、東京から1時間ほどの場所とは思えない気分です。途中の皆野秩父バイパスの出口から国道299号線に入り、群馬方面を目指します。この道は、峠区間に入るとカーブが続きますが、全体的に整備が行き届いており、風景の変化が楽しめるコースです。

志賀坂峠を超える志賀坂トンネル 昭和30年開通で趣がある

 

巨大な上野ダムを堪能

志賀坂峠を越えると群馬県に入り、神流町上野村と進んでいきます。しばらく走ると「川の駅 上野」という道の駅的な施設があり、ここから御巣鷹山方面に向かうと上野ダムが見えてきます。ダム上流側の駐車場に向かうための道路はしっかりと整備されていますが、トンネルは照明が消されており、進入時にかなりの圧迫感があります(実際にトンネルの前で立ち往生する車も・・・)。虎王トンネル出てすぐ右側に駐車場が整備されています。ここからは遊歩道が整備されており、ダムの雄大さに圧倒されつつ、バイクを停めてしばしの間、自然の壮大さに浸ります。水面に映る青空と山々のコントラストが美しく、写真撮影には絶好のポイントです。

ダム駐車場は10台弱の規模があり、そこから歩いて数十メートルでダムに到着
ダムからの眺めは上流側も下流側も非常に良好 風もあり爽やか
2005年竣工と比較的新しいこともあり、自然の地形を上手く取り入れている

 

なお、ダムカードは前述の「川の駅 上野」でダムに行った証明となる写真を見せることでいただくことが出来ます。写真の撮り忘れにはご注意ください。


南牧村の千歳屋飲食店で炭入り麺のラーメンをいただく

上野ダムを後にし、次に目指すのは南牧村の千歳屋飲食店。「川の駅上野」から少し進んだところで群馬県道45号線に入り、立派な「湯の沢トンネル」を抜けて南牧村に入ります。ここでの目玉は、ユニークな炭入り麺のラーメンです。炭の風味が効いた独特な食感の麺と、白い鶏ガラスープがインパクト大。一緒にお願いした半チャーハンも美味しくいただき、しっかりとお腹も満たされました。

出てきたときはわからないが、スープの下の麺は真っ黒

 

妙義山を経由して、国道18号線で旧国鉄の遺構を眺めながら碓氷峠超え

千歳屋での食事を終えたら、妙義山を経由して国道18号線へ。途中には旧国鉄の遺構が点在しており、鉄道ファンでなくても楽しめる、産業遺産が点在する興味深いルートです。碓氷峠の100以上も続くカーブを慎重に走りながら、歴史の一端を感じることができます。

めがね橋として有名な碓氷第三橋梁など遺構が点在

碓氷峠群馬県と長野県の県境だが、片峠なので群馬県側のみ非常に険しい

 

軽井沢から草津までは車は多いが涼しく快適

碓氷峠を登り切ると長野県に入り、すぐに軽井沢の街が見えてきます。軽井沢に到着すると、観光地らしく一気に車が増えてきますが、さすが有名な避暑地だけあって、道沿いの緑と涼しさが心地よいです。そんな軽井沢の心地よい(?)渋滞にはまりつつ、国道146号線に入り、途中で国道292号線を繋いでさらに草津温泉を目指して北上すると、標高のアップダウンもそれほど大きくなく、気温も一定のレベルまで下がってくれるおかげで、快適なライディングが続きます。

草津温泉の市街地は駐車場が少ないので、草津温泉観光が目的でなければ、手前の「道の駅 草津運動茶屋公園」で休憩するのがおすすめです。

 

万座を経由して毛無峠

草津からは国道292号線渋峠方面に向かいます。この草津温泉渋峠は絶景がつながる区間として有名で、途中の殺生河原や見晴らし台では、素晴らしい眺望を楽しめます。

途中何箇所か設けられた見晴らし台からは絶景が広がる

 

見晴し台を過ぎて少し進むと群馬県道466号線に入り、万座温泉を経由して毛無峠へと向かいます。標高が上がるにつれて、涼しさが増し、夏の暑さを忘れさせてくれます。毛無峠に到着すると、そこからの眺望は息をのむ美しさ。山々が連なる風景と、吹き抜ける風が心地よく、自然の涼を存分に味わえます。

とても有名な毛無峠群馬県の標識と風景
毛無峠はネタに扱われがちですが、1823mからの眺めは素晴らしいの一言
旧小串鉱山の遺構があり、独特な雰囲気がある

なお、毛無峠までの道は比較的整備されている区間が多いですが、最後の数百メートルは舗装が剥がれている箇所が多く、最後は完全な未舗装路になるため、オンロードバイクの方はくれぐれも注意して進入してください。

最後は湯田中温泉で宿泊

一日の疲れを癒すために、最後の目的地である湯田中温泉に向かいます。本当は一度渋峠に戻って志賀高原経由で向かうことを考えたのですが、思ったより疲労が溜まっていたので、長野県道112号線で山を下り、小布施経由で向かいました。湯田中温泉は、古くから湯治場として知られ、湯量も豊富で効能も高いと評判です。温泉に浸かりながら、一日のツーリングの思い出を振り返る贅沢な時間を過ごすこととしました。

今回は到着時間が読めなかったこともあり、温泉に入ることが目的だったので、素泊まりの宿を探した結果、「ホテルゆだなか」さんにお世話になることにしました。ここもなかなか良かったのですが、詳細は次の機会にご紹介したいと思います。

 

まとめ

今回は真夏のツーリングということで、なるべく涼しい標高の高い場所を繋いで長野県に至るルートを辿ってみました。走行距離は300km程度でしたが、東京~埼玉~群馬~長野と4都県を巡り、様々な景色を楽しみながら圧倒的に涼しい環境でツーリングを楽しむことが出来ました。

酷暑の中では熱中症などの危険があるため、ツーリング自体を避ける傾向にありますが、ルートを工夫し、しっかりと体温を下げる装備を整えることで十分に楽しむことが可能です。過去記事でも夏のツーリングを快適にするコツを紹介していますので、参考にしていただきたながら、夏のツーリングを楽しんでください!

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効率的で快適なビジネスライフをサポートする「Evoonマルチビジネスリュック4.0」

出張や旅行の際に、使いやすくてスタイリッシュなリュックを探しているビジネスパーソンにとって、「Evoon マルチビジネスリュック4.0」は最適な選択肢かもしれません。このリュックは、日常の通勤から出張まで、幅広い用途で活躍する多機能なアイテムです。2024年7月の発売直後に購入して、週1~2回程度の出張と東京都内での通勤で1ヶ月間使ってみましたので、私自身の体験も交えてこのリュックの特徴や利便性を詳しくレビューしていきます。


 

 

 

1. デザインとスタイル

「Evoon マルチビジネスリュック4.0」は、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。ブラックを基調とした外観は、どんなビジネススタイルにもマッチし、縦持ちでも横持ちでも可能なことから、フォーマルな場面でも違和感なく使えます。また、リュックの形状がしっかりしているため、中身が少ない場合でも形が崩れず、常にきちんとした印象を保てます。

縦置きした際の正面と背面 ショルダーベルトにはクイックアクセスポーチを装備

 

横持ち時の外観

横持ち時にはショルダーベルトを収納することでスッキリした印象に

 

2. 収納力とオーガナイズ性能

このリュックの最大の特徴は、その優れた収納力とオーガナイズ性能です。主な収納スペースが2つと小さなポケットが複数用意されており、ノートパソコン、タブレット、書類、文房具など、仕事に必要なアイテムを整理して収納できます。特に、17.3インチまでのラップトップ用ポケットが設けられており、クッション性も高く、大切な電子機器を安全に持ち運べます。

メインポケットは180度開くので荷物の収納や取り出す際に便利

PCポケットは間仕切りがあり、PCと書類やタブレットなどを分けて収納可

また、外側にも複数のポケットが配置されており、傘やドリンク、パスポートやスマートフォン、鍵など、頻繁に取り出す必要がある小物をすぐに取り出せるよう工夫されています。このように、日常の通勤から出張まで、あらゆるシーンで活用できる機能性が魅力です。

正面には2段の小物ポケットがあり、中も仕切られていて整理もしやすい
両側面にペットボトルポケットがあり、ドリンクや傘を収納可能

更に、このリュックの最大の特徴でもある拡張機能により、収納量を通常の22Lから35L まで増やすことが可能です。普段の通勤や1泊程度の出張であれば22Lの容量で十分ですが、2泊~3泊程度になってくるともう少し容量がほしい、という際に威力を発揮します。また、出先で急に荷物が増えた際にも役立つので、1つのリュックで幅広い用途に対応できるのも助かるポイントです。

マチを開いて拡張した状態

拡張したメインポケットはかなり奥行きがある

 

3. 快適な背負い心地

リュックの背面とショルダーストラップには、通気性の良いメッシュ素材が使用されており、長時間の使用でも背中が蒸れることなく快適です。また、ショルダーストラップは十分なパッド入りで肩への負担を軽減し、出張や旅行など荷物が多くなった際に重宝します。さらに、リュック自体が1.3kgと軽量なのとメインポケットの中にもポケットが複数あることで荷物のバランスを最適化出来ることから、長時間背負っていても疲れにくい設計になっています。

内部にもポケットが複数あり、メッシュの間仕切りも便利

 

4. 耐久性と素材

Evoon マルチビジネスリュック4.0は、高品質なコーデュラ生地を使用しており、撥水性にも優れています。急な雨に降られても中身が濡れる心配が少なく、ビジネスシーンでの急なトラブルを防いでくれます。また、触り心地や質感もよく、素材がしっかりとしているため、長期間使用しても型崩れしにくく、耐久性にも優れています。

個人的には上部の持ち手を持った感触がお気に入りです

 

5. 総評

「Evoon マルチビジネスリュック4.0」は、その多機能でスタイリッシュなデザイン、優れた収納力、快適な背負い心地、そして高い耐久性を兼ね備えたビジネスリュックです。普段の通勤だけでなく、出張や短期旅行にも対応できるため、多忙なビジネスパーソンにとって非常に頼りになるアイテムです。使い勝手の良いリュックを探している方に、ぜひ一度試してみてほしい一品です。

このリュックは、ただのバッグ以上の価値を提供し、あなたのビジネスライフをより効率的で快適にしてくれるでしょう!


 

 

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熱中症対策からメンテナンスまで!夏のバイクツーリングを楽しむポイント

夏のバイクツーリングは、爽快な風を感じながら走る楽しさが魅力です。しかし、近年は特にですが、強い日差しや高温、湿気など、夏ならではの過酷な条件もあります。この記事では、暑い夏でもツーリングしたい私も含めたツーリング大好きライダーに向けて、バイクツーリングを少しでも快適に過ごすためのヒントをご紹介します。

 

 

1. 早朝や夕方のツーリングを計画する

夏の日中は気温が最も高く、熱中症のリスクも高まります。そのため、ツーリングの出発時間を早朝や夕方に設定することで、比較的涼しい時間帯に走ることができます。特に、早朝は空気が清々しく、気温も低いため快適です。夕方は日差しが和らぎ、日中よりも涼しい風を感じることができます。特に都心部を走る時間はなるべく早朝や夜間になるようにし、昼間は標高の高い山間部を設定するなど、スケジュールやツーリングプランを調整することで、遠出もしやすくなると思います。

夜間でも暑いが日差しがない分、昼間よりは幾分か過ごしやすい

 

2. 通気性の良い装備を選ぶ

夏のツーリングでは、通気性の良いメッシュジャケットやパンツを選ぶことが重要です。これにより、走行中に風が衣服の中を通り抜け、体温を下げる効果があります。また、通気性の良いグローブやブーツを選ぶことで、手や足の蒸れを防ぎ、快適さを保つことができます。また、ライディングウェアは黒系が多いですが、太陽の熱の九州を考えると、夏用ウェアは白系の明るい色のほうが若干ですが涼しいような気がします。(気分次第かもですが…)

私は、安価にも関わらず胸部プロテクターも含めた安全装備が充実した、コミネのメッシュジャケット(JK-152)のシルバー(というかほぼ白)を使っています。全面メッシュで通気性は抜群なのに、プロテクターは胸、肩、肘、脊椎と充実しており安全面でもしっかりしています。ロゴが目立たないのも個人的にはグッドです。また、夏用ウェアは頻繁に洗濯したいですが、プロテクターの出し入れや耐久性も高いので長く使えると思います。

 

3. ヘルメットの選び方

夏のヘルメット選びも重要です。通気性の良いフルフェイスヘルメットやジェットヘルメットを選ぶことで、頭部の温度を下げることができます。さらに、曇り止めやUVカットのシールドを備えたヘルメットを選ぶことで、視界を確保しながら、紫外線から目を守ることができます。

これまで様々なヘルメットを使ってきましたが、やはり高価格帯のヘルメットほどエアフローが良く考えられているのか、通気性が高い傾向が強いと思います。また、フルフェイスヘルメットに無いメリットして、ジェットヘルメットやシステムヘルメットの場合は水分補給もヘルメットを被ったまま可能なので、脱水症状を予防する意味でも有効だと思います。

そういった意味では、現在使っているSHOEIのNEOTEC 3(ネオテック3)は夏場の快適性はかなり高いと思います。過去記事で詳細に紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてください。

maximus-my.hateblo.jp

 

4. 水分補給と休憩を忘れずに

夏のツーリングでは、こまめな水分補給が欠かせません。走行中は気づかないうちに汗をかいて体内の水分が失われるため、定期的に水分を摂ることが大切です。また、長時間の走行は疲労を溜めやすいため、こまめに休憩を取るようにしましょう。休憩時には、日陰や風通しの良い場所を選ぶとさらに効果的です。

休憩の際に、さっと水分を補給したい時にはドリンクホルダーが活躍します。様々なサイズのものが販売されていますが、オススメは保冷が可能なペットボトルホルダーをそのまま入れられるドリンクホルダーです。カエディアのバイク用ドリンクホルダー「KDR-M21-3」は、ボトル直径50mm~90mm前後まで幅広く対応できるため、一般的な保冷機能を持ったペットボトルホルダーがそのまま入れられので、冷たいドリンクをどこでも飲むことが出来ます。

 

5. 熱中症対策グッズの活用

冷却タオルやクーラーベストなどの熱中症対策グッズを活用することで、体を効果的に冷やすことができます。特に、首や脇の下、額など、血管が集まる部分を冷やすことで、体全体の温度を下げる効果があります。

私の場合は、普段の通気でもお世話になっている「シャツクール」や「シャツミスト」をツーリングの際も使用しています。エタノールの気化熱やメントールの爽快感で体温を下げる効果を狙ったものですが、ある程度風に当たっている方が効果があることから、バイクとの相性も悪くありません。ただ、ジャケットにかけても効果が少ないことから、インナーに使用することで適度な爽快感を30~40分ほど得ることが出来ます。少し持続時間が短いように感じますが、適度な休憩を挟むきっかけにもなるのでこれはこれで悪くないと思います。

 

ただ、前述したようにある程度の空気の動きがないと効果が感じにくくなることから、信号待ちや渋滞の際はバイクからの熱も相まって、やはり地獄のような暑さになってしまいます。そんな場合には、コミネの「バイク用ターボファン付きタンクバッグ KK-901」が活躍します。これはファンで送風する商品ですが、バイクの12V 電源を使えることからモバイルバッテリーなどの別の電源が不要で、ダクトでジャケット内に風を導くことが可能です。メッシュジャケットだと空気が外に漏れやすかったり、暑すぎると効果が薄いなど賛否両論ではあるのですが、「シャツクール」のような気化熱を利用する商品と併せて使用するとなかなかの効果を得ることが出来ます。同様な効果を得るバイク用品も多々ありますが、普段遣いと兼用できるところが個人的には気に入っています。

 

6. バイクのメンテナンスも忘れずに

高温になる夏場は、バイクのエンジンやタイヤに負担がかかりやすくなります。事前にオイル交換やタイヤの空気圧チェックを行い、バイクの状態を整えておくことが重要です。特に、冷却システムの点検は必須で、エンジンのオーバーヒートを防ぐために冷却水の量やラジエーターの状態を確認しましょう。高温の環境での走行が多いと冷却水が想像以上に減っていたりしますので、普段よりも小まめなチェックをオススメします。

 

まとめ

夏のバイクツーリングを快適に楽しむためには、事前の準備と工夫が不可欠です。適切な時間帯のツーリング計画、通気性の良い装備の選択、水分補給や休憩の取り方、熱中症対策グッズの活用、そしてバイクのメンテナンスに気を配ることで、暑さに負けずに快適なツーリングを楽しむことができます。安全で楽しいツーリングをお過ごしください!

 

 

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