2024年の夏はとても暑いが多く、9月に入っても35℃を超える日が珍しくなかったですが、そんな中で少しでも水辺を求めて茨城県南部のツーリングをしてみました。
今回も二輪車限定のETC周遊割引である「ツーリングプラン」を活用してみましたので、ツーリングルートと合わせてご紹介したいと思います。二輪車限定の高速道路割引プランについては、過去記事でも触れていますので、よろしければこちらもご覧ください。
ツーリングプランの魅力
まず、今回利用した「ツーリングプラン」についてご紹介します。
ツーリングプランは、特定のエリア内で高速道路の乗り降りが自由になり、二輪車専用の割引料金で利用できるサービスです。茨城県南部のツーリングを計画する際、この内「東北道・常磐道コース ミニ」を活用すれば高速料金を気にせず、外環道から日立・宇都宮までの広大なエリア内でルートを自由に組めるのが大きな魅力です。さらに、プラン利用者限定で特典としてサービスエリアで使えるクーポンや記念品がもらえるのも嬉しいポイント。特に、ETCを活用することでスムーズにゲートを通過でき、ツーリングに集中できるのがライダーにとってのメリットです。
茨城県南部の魅力
茨城県南部は、霞ヶ浦や北浦といった湖が織りなす豊かな自然、筑波山や平坦な湖畔道路の絶景スポット、さらに航空自衛隊の百里基地やバイク愛好家に人気の神社など、多彩な見どころがあります。東京からのアクセスも良く、日帰りツーリングや週末旅行の行き先としても最適です。また、茨城はコンビニチェーン「セイコーマート」が多く、北海道以外では珍しいその存在もツーリング中の休憩の楽しみになります。
守谷SAからスタート
ツーリングのスタート地点は 守谷SA。ここでツーリングプランの特典である優待券を利用し朝食を購入、そのレシートをインフォメーションで提示してキーホルダーを受け取り、まずは気分を高めます。守谷SAは広々とした施設が魅力で、休憩を兼ねてしっかりと準備を整え、常磐道で北上します。
常磐道を北上し霞ヶ浦へ
常磐道を走行していると、徐々に都会の喧騒が遠ざかり、茨城の自然が広がります。土浦北ICで降りた後は、日本第2位の面積を誇る湖、霞ヶ浦 へ。湖畔沿いの道路は、風景を楽しみながらのんびり走るのに最適です。このエリアはサイクリングで有名な「かすいち」でも知られ、ライダーやサイクリストに愛されるスポットです。当日はトライアスロン大会と重なり、予定していたコースの内、9割ほどは走行できませんでしたが、それでも残り1割で湖畔を眺めながら走るだけでもリフレッシュできました。
霞ヶ浦から北浦へ
霞ヶ浦を堪能したら、もう一つの湖である北浦を目指します。茨城県内のツーリング中、休憩するのは「セイコーマート」。北海道ツーリングではいつもお世話になりますが、茨城県にはたくさんのセイコーマートがあります。名物のソフトクリームを片手に一息つく時間は、ツーリングの小さなご褒美です。霞ヶ浦から東に進み、途中から北上し、涼しい風を感じられる北浦沿いの道路へ。こちらも夏のツーリングにはもってこいのスポットで、湖面を眺めながらのライディングは心地よさ抜群です。
航空自衛隊百里基地と茨城空港
次に目指したのは、航空ファンにはたまらないスポットである 航空自衛隊百里基地の雄飛園。しかし残念ながら土日は休園。その代わりに訪れた茨城空港では、展示されている F4ファントム を間近で見学。空港内には広い休憩スペースがあり、筑波山を望むロケーションでセイコーマートのカツ丼をいただきました。夏のツーリングは暑さとの戦いなので、冷房の効いた施設で休憩してクールダウンするのは必須ですが、気軽に立ち寄れる空港はツーリングの休憩地としてもおすすめです。
高速で真岡の大前神社
その後は、東関東道と北関東道を利用して真岡を目指しました。実は真岡に行こうと思ったのは完全に思いつきで、ツーリングプランのエリア内乗り降り自由という使い勝手の良さが発揮されます。真岡では、バイク神社として有名な 大前神社 を訪れました。お目当ては、久しぶりの御刻印。
自分で巡った神社でオリジナルのお守りが出来ていくのが楽しいのと、目的地に困ったときに重宝します。神社も立派で、交通安全を祈願して少し気が引き締まりました。
帰路:渋滞回避の柔軟なルート選択
帰り道は東北道を利用する予定でしたが、渋滞情報を確認した結果、加須付近で大きな渋滞があったため、国道4号線を南下して五霞ICまで進むことにしました。その後、圏央道を経由して東北道に合流。一番渋滞が酷い区間をエスケープできましたが、この柔軟なルート選択も、ツーリングプランならではの自由さがあってこそ実現しました。
まとめ
茨城県南部は、湖の風景や歴史ある神社、航空機展示など、ライダーを惹きつけるスポットが満載。さらに、ETCツーリングプランを活用することで、コストと利便性を両立させた充実の旅が実現しました。次のツーリング先として、ぜひ茨城の魅力を体感してみてください!