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車両長寿命の秘訣:自分でできる定期的なメンテナンス方法

車は定期的なメンテナンスが大切です。特に、2年ごとに実施すると効果的なメンテナンス項目は、雨天時の視界確保や夜間の安全性に大きく関わる「ワイパーブレードの交換」と「ヘッドライトのクリーニング」です。今回は、その方法やポイントについてご紹介します。

 

 

1. ワイパーブレードの交換

雨や雪の日に頼りになるワイパーですが、ゴム部分は劣化しやすく、定期的な交換が必要です。古いワイパーでは水を十分にはじけなくなり、視界が悪くなりやすいです。ワイパーのゴム部分は消耗品なので使用状況によりますが、1年~2年ほどで交換が必要となるため、自分で出来るとお得になります。

  • お手軽な替えゴムのみ交換
    ワイパーの交換というとワイパーブレード全体を交換することを指すこともありますが、今回ご紹介するのはゴムのみを交換する方法です。これによりコストを抑えつつ、しっかりと機能を回復させることが可能です。交換も簡単で、DIY感覚で短時間で行えます。

  • 交換のタイミング
    目安として前述のとおり1年~2年ごとの交換がおすすめですが、ワイパーの拭き取りが悪くなったり、ゴムがひび割れてきたら交換時期です。環境や使用頻度によっても変わりますが、定期的にチェックしましょう。

    ワイパーの替えゴムは最初に外すときに少し力がいるが、作業自体は簡単

     

  • オススメの替えゴム
    私のオススメは、PIAAの「ワイパー 替えゴム」です。各車種に合うようにサイズが豊富に用意されており、代表的な組み合わせの場合は、左右セットも用意されています。基本性能も満足行くレベルで1年半~2年ぐらいはしっかりと仕事をしてくれます。

    ゴムと金属パーツが分離しないようにサポーターが付いているので作業もしやすい

     

    「撥水処理」や「コート」機能をもったシリーズもありますが、私はオーソドックスな「スーパーグラファイト」を愛用しています。しっかりと雨粒を拭いてくれればそれでよく、ガラス面に余計な処理が不要な方には安く高い性能を提供してくれます。

 


2. ヘッドライトのクリーニング

最近の車のヘッドライトは、樹脂製のカバーが使われることが多く、紫外線や酸化によって黄ばみが発生しやすいです。ヘッドライトが黄ばむと光量が落ち、夜間の視界が悪くなってしまいます。定期的なクリーニングで見た目も美しく、安全性も向上します。

  • ヘッドライトコート剤の使用
    市販されているヘッドライトコート剤を使うことで、黄ばみを除去し、透明感を取り戻すことができます。使用手順も簡単で、スポンジやクロスでヘッドライトを磨くように塗り込むだけです。透明感が戻るとともに、再び黄ばむのを防ぐ効果も期待できます。

  • 施工のタイミング
    ヘッドライトの黄ばみ具合によって異なりますが、新車から5~6年ぐらいで劣化してくるようです。その後は、2年に一度のメンテナンスとしてコート剤を使用することで、劣化を防ぎ、クリアな状態を長持ちさせることができます。
    商品によって、耐久期間は異なってきますが、私は2年程度が作業の難易度的にも耐久性的にもちょうどよいと思います。

    2年ぐらいの耐久性であれば維持も楽です

     

  • オススメのヘッドライトコート剤
    私のオススメはCCIの「スマートシャイン ヘッドライトコートNEO」となります。すでに3回ほど施工していますが、作業性やセット内容、耐久性や仕上がりなどからバランスに優れていると思います。忘れた頃に施工する作業なので、なるべく簡単な方が良いですが、以前のコーティング剤がしっかりと剥がせないと仕上がりが汚くなるので、個人的には塗るだけのものではなく研磨剤やサンドペーパーでコーティングを落とすタイプをオススメします。
    左:前回のコーディングが劣化して不透明に 右:施行後はクリアに

     

    こちらのコーティング剤は、クリーナーとサンドペーパーが同梱されており、古いコーティングをしっかりと剥がすことが出来ます。コーティング剤も2液式で注射器から便に注入するだけの簡単操作なので、初心者でも失敗が少ないと思います。塗りつけるスポンジも2個用意されており、左右のヘッドライトで使い分けが可能です。唯一の不満点は、ヘッドライト周りのボディを傷つけないためのマスキングテープで、幅が狭く接着力も弱いので市販のものを使ったほうが間違いないです。

 


まとめ

ワイパーブレードとヘッドライトは、車の安全性に直接関わる重要なパーツです。2年に一度のメンテナンスとして、ワイパーゴムの交換やヘッドライトのクリーニングを取り入れることで、視界を確保し、安全で快適なドライブが実現します。1台の車に長く乗る方は、日頃のメンテナンスを自分で行うことで安価に長く性能を維持することが出来るので、少しずつでもチャレンジしてみましょう!

 

 

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