こんにちは、皆さん!今回は、九州ツーリングのハイライトとして絶対に外せない「やまなみハイウェイ」をご紹介します。大分県から熊本県にかけて広がるこのルートは、美しい自然景観と温泉地を楽しめる素晴らしいツーリングコースです。それでは、経由地ごとにその魅力を見ていきましょう。
1. 大分港
ツーリングのスタート地点は大分港。今回は、神戸からさんふらわあフェリーを利用して、早朝に大分港に到着しました。夜発朝着のフェリーは、目的地に到着してからの時間が有効活用できるのでとてもおすすめです。神戸~大分航路については、過去記事もどうぞ。
フェリーで上陸したら、いよいよ九州ツーリングが始まるわけですが、今回は目的地が阿蘇ということで、言わずとしれた「やまなみハイウェイ」を利用してアクセスしていくこととして、なるべく起点から終点まで堪能したかったので、今回は別府~湯布院経由で走ることにしました。
2. 別府
次に向かうのは、九州の中でも特に有名な温泉地、別府。ここでは数多くの温泉が湧き出しており、市街地を走行していると煙突からだけでなく、道路の側溝からもモクモクと湯気が立ち上っていました。時間があれば、温泉にゆっくり浸かり、旅の疲れを癒したいところでしたが、まだ初日の走り出したばかりということで、こちらは次の機会に取っておくとして、今回はやまなみハイウェイらしい雰囲気が出てくる「堀田三差路」より進入しました。
ちなみに、「やまなみハイウェイ」とは正式には県道別府一の宮線のことを指しており、起点は別府市ですが、もう少しだけ海側が起点となります。よほどのマニアでなければ、この辺りはお好みで良いかと(笑)
3. 由布院
別府を後にして、次は由布院へ。由布岳のふもとに広がるこのエリアは、温泉と美しい田園風景が魅力です。まずは、由布院の街を一望できる「狭霧台」によったのですが、こちらは生憎の「霧」でほぼ視界が開けずでした。
本当ならここから由布院の町並みが見えるはず、と想像しながら山を下り、由布院の中心街へ。
由布院駅周辺には、おしゃれなカフェや雑貨店が立ち並び、散策するだけでも楽しめます。まだ時間が早かったので人はまばらでしたが、駅前にはブラタモリで紹介された「手湯」などがあり、雰囲気を感じることができました。
このあと、「道の駅 ゆふいん」で休憩と軽くエネルギー補給をしたら、いよいよ阿蘇方面に向かいます。別府から由布院までは西進していましたが、ここからは方向を変えて阿蘇に向けて南下を開始します。
4. 朝日台展望台
由布院を抜けて向かうのは、朝日台展望台。この展望台からは、阿蘇の山々や広大な草原が一望できます。ただ、あまり整備されているとは言えないような状況でしたが、徐々に阿蘇らしい感じがしてきたのと先述の霧が晴れて天候が回復してきたこともあり、テンションが上ってくる場所ではありました。
5. 長者原
次に訪れるのは長者原。このエリアは、阿蘇九重国立公園の一部であり、登山やハイキングの拠点としても人気です。山の中に現れる平原で、道が真っ直ぐであったり木道があったりで、どこか北海道を思わせる雰囲気がありました。
路肩に駐車スペースがあり、多くのバイクやクルマが駐車して写真撮影をしていました。また、近くにはレストハウスや温泉宿などの商業施設もあるので、ここで休憩するのも良いと思います。
6. やまなみハイウェイ展望台
ツーリングのクライマックスとも言えるのが、やまなみハイウェイ展望台です。ここからは、阿蘇五岳やくじゅう連山が一望でき、まるで絵画のような風景が広がる!はずだったのですが、やはり雲が多く、残念ながら阿蘇山は雲の中でした。
ここは駐車スペースのみで休憩施設などは一切ありません。スペースもそれほど広くないので、写真を撮って景色を楽しんだら、早めに移動するのが良いでしょう。
7. 城山展望所
最後の経由地は城山展望所。ここからは、阿蘇山を間近に感じることができ、その迫力に圧倒されるでしょう。やまなみハイウェイの締めくくりにふさわしいスポットで、九州の自然と地形の妙を存分に味わってください。
ここにはレストハウスも併設されていますので、休憩するにもうってつけの場所です。ここから阿蘇の街に降りていくにしても、外輪山を堪能するにしても、少し遠回りでも阿蘇の入口として立ち寄っておくことをおすすめします。
まとめ
やまなみハイウェイを駆け抜ける九州ツーリングは、自然の美しさと温泉の癒しを満喫できる最高の体験です。大分港から城山展望所までの各経由地には、それぞれ魅力的なスポットが満載です。ぜひ、九州ツーリングを計画する際にはやまなみハイウェイを加えて、素晴らしいツーリングを楽しんでください。
それでは、安全運転で素敵なツーリングライフを!