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ドライブレコーダー+ディスプレイオーディオ=スマートライドモニター?をバイクへ導入!

バイクでのツーリングをより快適で安全にするためのデバイスとして、スマートライドモニターの導入が注目されています。今回は、スマートライドモニターの機能や導入方法について詳しくご紹介します。

 

スマートライドモニターとは?

スマートライドモニターは、バイク専用のディスプレイデバイスで、カーナビゲーションや音楽再生、リアカメラの映像表示など、多機能なデジタルモニターです。バイクのライディング体験を向上させるために設計されており、視認性や操作性が考慮されています。

最近では、多くのメーカーから多種多様なスマートライドモニターが発売されています。今回は、以下の条件に合致するものでなるべく安価な商品を選択しました。
  • 5インチを超える大きさのディスプレイを装備すること
  • リモコンを備えていること
  • カメラはSONY製のセンサーを備えること

特に今回はこれまでドラレコをいくつか導入してきた経験から、カメラ性能を最優先しました。夜間走行が多いため、暗視性能に定評のあるSONY製の「STARVIS」技術を搭載したカメラを装備したLAMTTO製の「RC12A」というモデルを導入しました。可能であればTPMS(タイヤ空気圧監視機能)も欲しかったですが、5インチモデルにしかほぼ装備されないこと、空気入れが若干面倒になるということで今回は見送りました…

 

実際の設置

スマートライドモニターの設置は比較的簡単です。以下の手順で取り付けを行います。

  1. マウントの準備:バイクのスクリーン裏やハンドルバーに専用のマウントを取り付けます。スクリーンクランプバーを利用すると、視認性が良くなります。

  2. 電源の接続:モニターの電源をバイクのバッテリーやアクセサリーポートに接続します。こちらの商品の場合、USB-C端子を装備しているのですが、カメラとの接続の関係上、専用のケーブルを使用する必要があり、バッテリーとACCへの配線が必要となります。カメラ機能などが無い純粋なディスプレイオーディオであれば、USB端子からの電源供給でも可能であったりします。

  3. モニターの固定:マウントにモニターをしっかりと固定し、角度を調整します。視認性と操作性を考慮し、最適な位置に調整します。

  4. テストと調整:実際に電源を入れて、カメラやスマートフォンとの連携が正常に動作するか確認します。必要に応じて、設定や調整を行います。

簡単に取り付け手順をご紹介しましたが、実際はバイクにもよるものの、外装の脱着や電源の増設、ケーブルの引き回しなどの作業がありますので、2~3時間の作業になると思います。ただ、ある程度の知識があればDIY可能な作業ですので、工具と時間がある方はチャレンジしてみても良いと思います。

また、この手のUSB-C端子を備えているスマートライドモニターやディスプレイオーディオの場合は、USBから電源供給できれば最低限の機能は利用可能ですので、取り付け前に通電テストしておくことをおすすめします。

 

カーナビとしての機能

スマートライドモニターは、スマホと連動させることでバイク用カーナビとしての機能を備えています。GPSを搭載し、リアルタイムでルート案内を提供します。私の場合、Google MAPを愛用していますが、Android Autoの機能を利用して、スマートライドモニター側に投影することができます。大きなディスプレイと明るい画面により、日中でも視認性が高く、快適にルートを確認できます。

地図とナビゲーションが大きく表示される

また、これまでスマホでの利用ではスマホホルダーがハンドルマウントということもあり視線が下がりがちだったのですが、今回はスクリーンクランプバーに取り付けたことで視線移動も最小限に抑えられました。

Tracer9 GTへのスマートライドモニター取り付けイメージ

取り付け位置でも使い勝手が大きく変わりますので、Tracer9 GTのようなアドベンチャー系のバイクにであればスクリーンクランプバーを増設して設置することをおすすめします。詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

maximus-my.hateblo.jp

 

リアモニターとして非常に優秀

スマートライドモニターは、リアモニターとしても優れています。バックカメラと連動することで、後方の映像をリアルタイムで表示し、安全確認が容易になります。特に、狭い場所での駐車やバック時に重宝します。大画面で広い視野を確保できるため、視覚的な安心感が得られます。

私の場合、トップケースやサイドケースを装備していることが多いため、後方確認しようにも死角が多くリスクが伴うことが多く、この機能は非常に重宝します。写真では若干映り込みがありますが、実際肉眼で正面から見るとそれほど違和感はありません。

リアカメラ映像を投影した状態

また、これはリモコンを条件にした理由ですが、手元のボタン一つでナビの画面とリアカメラの映像を瞬間的に変えられるため、使い勝手も良好です。

ちなみにカメラの解像度はフロント2K、リア1080Pということですが、ディスプレイの解像度はそれほど高くないように見えます。(商品説明にも明記なし。)ただ、運転中にそれほど凝視するわけでもないので、ドラレコとしてきちんと機能していれば、あまりディスプレイの解像度は気にしなくても良いと思います。

まとめ

スマートライドモニターは、バイクのナビゲーション、音楽再生、リアモニターとして多機能なデバイスです。設置も比較的簡単で、視認性や操作性を高めることで、ライディング体験を向上させます。これからバイクにスマートライドモニターを導入しようと考えている方は、その多機能性と便利さをぜひ体感してみてください。安全で快適なツーリングが楽しめること間違いなしです。